「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」
いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本
さいしょにまとめ
罪悪感のタイプを分類する前半と、それぞれについてどう付き合うべきかの後半。
前半の内容には納得感があった一方、その一つ一つを後半で網羅できていなかったように思いました。
メモ
罪悪感は誰にでもある
- 罪悪感とはルールみたいなもので、誰しもが持っている。もしなくなったら手を使って良いサッカーみたいな人生になるかもしれない
- ドラマを盛り上げる演出役
- 罪悪感は消すものではなく、付き合っていくもの。
- まずは自分の中にあることをしっかりと受け止める
- 罪悪感とは
- 自分は幸せ担ってはいけないような気がする
- 自分は大切な人を傷つけてしまうと思う
- 大切なものは自分から遠ざけてしまいたくなる
- 愛する人と距離が近づくと怖くなり逃げたくなる
- 自分は穢れていると思う
- 自分は迷惑な存在なんじゃないかと思う
- 幸せになることが怖いし、信じられない
- 誰かに愛されるという発送がない
- 誰かの愛がうけとれない
- . 助けを求めることが苦手だ
- . 自由になることは誰かに迷惑をかけるものだと思っている
- . 問題が起きると自分のせいのように感じてしまう
- . 自分は毒のような存在だと思っている
- . うまくいきそうになるとつぶしてしまいたくなる
- . そもそも何かを壊したい欲求が自分の中にある
- . 自分は表に立ってはいけないと思っている
7つのタイプ
誰かを傷つけてしまった、壊してしまった(加害者の心理)
- 仕事で大きなミスをしてしまい、取引先はもちろん、自社にも大きな迷惑をかけた
- 子どもが自分の意見を言わないのは私があれこれ指示を出しすぎたせいか
加害者と被害者は悪循環の関係
「無害者」になる
助けられなかった、役に立てなかった(無力感)
- 他人のサポートをしたがむしろ足手まといになってしまった
- 自分に期待してくれた会社や上司に精一杯成果をあげようとしたが、うまく行かなかった
- チームのためにと一生懸命頑張ったが、うまく行かずみんなを休出させてしまった
- なにもしてない、見捨ててしまった
- 仕事上のある問題に気づいていたが何とかなるだろうと思って見過ごしていたら、大きなトラブルに発展してしまった
- 恵まれていることへの罪悪感
- 高学歴・高収入が嫌味になるのではと思って身構えてしまう
- 自分は毒である、自分は穢れている
- 親やパートナーから受け継いだ罪悪感
- 「私なんかの子どもでごめんね」と言われるとその環状をコピーしてしまう
- そのほか
- キリスト教の原罪
- ...
自分の許し方
- 正しさを主張する人ほど罪悪感が強い
- 罪悪感が強ければ強いほど、認めた時に保証や謝罪をしないといけないと思い、正当化・責任転嫁をする
- 自分のせいにするのではなく、すべての問題は50:50と捉える。
- 対等
罪そのものを客観的に眺める
- 「自分のせいだ」と自分を責めるよりも、「自分がやったコトに原因がある」と捉えることで、客観的に自分を見つめる
- それでも叱られたら、一応「謝罪」はしておく
- 自分で許すことができなければ、問題は何も解決しない
- 「自己肯定感」が必要
- これが自分だもの
- ミスをした後輩に接するように自分に接する
- 自分の感情の波を乗りこなす
- 客観視し、実況中継するように観察し、ラベリングする
- 自分自身に「無罪」を宣言する
- 肯定的暗示
- 「私は私を許します。私は無罪です。・・・。・・・etc」と繰り返す
- 罪悪感は他人に感謝することによって癒やすことができる
- 自分らしく生きている(架空の)自分をアドバイザーに指名し、助言を求める