「賢者の書」
賢者の書
一人の少年サイードが、9人の賢者との対話を通じて、幸福になるために何が必要かを学び、書に記していく物語。 前半は比較的あっさり進んで、後半数十ページは手厚く、この本の一番大切なモノが書かれているように思う。
それは、
人はいつ、どんな状況でも、何度でも変わることができる。そして、それを信じなければならない。
ということじゃないかと思う。
この本の著者・喜多川泰氏のシリーズは物語を通じて人生の教えを伝えてくれるものが多いらしい。 概要やコメントをみると、就職活動中の若者向けであったり、人生に迷いをもつ中年向け、などいろいろターゲットがあり、自分の人生を振り返ってみたり、生きる勇気を失いそうになってしまった時などに利く物が多いようだ。
今回が2冊めで、一冊目はこちらでした。
もう一つくらい読んでみようかなと。