「Study Hacks!」

Study Hack

最初にまとめ

表紙にあるような錚々たるメンバーが、ビジネススキルを取得する方法披露してくれる本。 内容としては、 * 実際に仕事で使うスキル * 教養の話 * 本当に「勉強の方法」 などなどと、いくつかの分野にまたがっているような印象を受けたけど、Xxxx Hack系の本って、悪く言うとそうやって「とりとめのない良いものの集まり」みたいな本が多いと思うので、コレはコレで良くて、さらに内容を勉強したい場合はそれぞれを別の書籍で深堀りしていけば良いかなと思う。

なので、覚書としても自分に刺さる部分しか記しませんのであしからず。また、本書内で「○○の可能性もある」、と表現されているものを、僕が気に入ったあまり断定的に書いている場合もあります。

菅原道仁(脳科学者)

  • 「脳は20歳前後で成長のピークを迎え、あとは衰えていく一方」、という定説があるが、それは神経細胞の数の話である
  • 脳の活動により重要なのはそれらのつながり=ネットワークであり、そちらは使えば使うほど神経細胞同士のネットワークが蜜になる
  • そうすると神経細胞数が減る以降に能力を高めることが可能
  • 年齢に関係なく、いろんなことにどんどんチャレンジして脳をしっかりと使えば、確実に能力が上がる
  • 本田圭佑の言うように、苦手なことや欠点は伸びしろである。

秋元雄史(練馬区立美術館館長)

  • アートはスポーツと似ている
  • 直感や感性を磨ける
  • 「食い散らかす」感覚でアートに触れることをおすすめ

アートとか、クラシックとかって格式高くて理解できないととつまらないし恥ずかしいし、手が出しにくいとかって思いがちだけど、「食い散らかす」って良い表現だとおもいました。

山口真由(信州大学特任准教授)

  • 学ぶべき内容が詳細にカバーされた網羅性が高い1冊の本を7回読むことで記憶に定着させる
  • 最初はキーワードで全体像をつかみ、徐々に深く読み、7回目には予想しながら読むみたいな感じ
  • 生活習慣もなるべく固定し、ルーティン化する

1を聞いて0.5を知ると言われている自分にとって刺さりました。あるいは同じテーマについての本を7冊読む、も良いかもですね。 1つのことを別の角度から説明されると輪郭が捉えやすくなるということも言えると思います。

中島輝(心理カウンセラー)

  • 自己肯定感は意識的に作り出すべき
  • 未来からみた「いまという過去」を肯定的にとらえることが、ネガティブな思い込むから抜け出す即効性のある方法
  • フレーミング:過去の失敗があったからこそ、次の行動の糧にできると、考え方の枠組みを変えてしまう
  • 否定後は相手に失敗をイメージさせ、不安や怖れを抱かせてしまうので使わない!

否定後たくさん言ってしまうときがあります。周囲のみなさん、もうしません。お互い高め合いましょう。 偶然この人の本を図書館で予約してたのでのちほどまた勉強します。

美崎栄一郎(商品開発コンサルタント

  • すぐ人の意見に同調しない これって自分には姿勢としては身についている気するのですけど、実践するのって難しいんですよね。同調しない場合にはなにかの根拠や対案が必要なのと、それが理由なき反抗みたいにならず、未来に対して良いものを作るための意見でなければいけない。それを瞬時に発見して、うまく説明するのとか。

この方も、全体的に自分にしっくりくる内容が多かったし、または「それわかっているけどできないんす!」って内容が多かったので、また別途本を借りて深堀りします。

佐々木常夫(代表取締役

佐々木さんの本は何冊か読んでいて前から存じていたこともある上、最後に出てくるので真打ち登場的な雰囲気。

  • なにもやらないのが一番の損

これだけにしておきます。