「ひらめきスイッチ」
クリエイティブな仕事をしたいあなたへおすすめの一冊。
概念的な話から、いろんな企業の実際の話や有名人のひらめきの履歴、日常のちょっとした工夫、具体的なビジネスメソッドまでいろいろ幅広く収録されている。
仕事でひらめきやアイデアを必要としている人には良いヒントになるかもしれない小話がたくさん。会社の机においておいて、たまに眺めたりしたい一冊です。
「オールユーニードイズキル」レビュー
見ました。
ネタバレ含みます。
こないだテレビで放送してたやつね。
宇宙人に侵略された世界を闘うトム・クルーズ扮するケイジが、死んだら何度も何度も生き返るという設定。
設定的につまらない展開になりそうと思ったけど、かなり裏切られた。面白かった。
まるで難しいゲームをやっているような気分になった。初代スーパーマリオで無限増殖した後、全クリを目指すみたいな。
エイリアンのデザインとか含めちゃんとしたSF映画なんだけど、簡単にやられて簡単に生き返るところは、どこかちょっとコミカルな雰囲気がある。
ちなみにエイリアンはマトリックスのセンチネルを思い出した。
まあ細かいツッコミはしたくないのだけど、自分の中で解決しなかった疑問点。
* 時間を戻す能力はアルファがやられた時に「オメガの意思で」できるものだと理解したけど、ケイジがやられた時に毎回タイムリープするのはなぜ?オメガはなぜ時間を戻したの?
* リタは輸血された時にタイムリープの能力を失った事がなぜわかったの?
ケイジが能力を失った時、失ったのを感じるみたいなこといってたけど、それだけ??ちょっと強引な。
ピアノミュージックその1
たまには音楽について。
自分のピアノ好きは、友人に借りたBEN FOLDS FIVEのアルバム「BEN FOLDS FIVE」から始まった。
- アーティスト: ベン・フォールズ・ファイヴ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1995/12/13
- メディア: CD
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はじめて聞いた時の衝撃は覚えている。なんだこれは、と。ジャズなの?ポップなの?しかしロックしている。ピアノでロック?そう、ピアノをぶっ叩く感じの、それまでの自分のピアノの既成概念をぶっ壊す、不思議な歌詞にのせたかっこ良い音楽だった。
BEN FOLDS FIVEは、ピアノ・ベース・ドラムの異色の3ピースバンドなのだ。
それ以降、まあどっぷりとハマった。とにかく聞きまくった。同じ曲を何百回もきいた。一番衝撃を受けたのは、"One Angry Dwarf and 200 solemn faces". 一番聞いたのは、"Philosophy"かな。
CDはもちろん全部持っているし、ライブにも行った。(自分がファンになった後は一度しか来日しなかったが。)
あまりに影響を受けて、ピアノも始めた。というか再開した。子どもの時やってたので。出来もしないのにピアノ譜を買ってチャレンジもしてみた。難しすぎてまったく刃が立たなかったが。
その流れで、クラシック音楽にも手を出し、ラフマニノフ、ショパン、リスト、ベートーベンなど、やはりピアノを中心とした音楽が好きになり、今だにクラシックは好きだ。辻井伸行とか。
辻井伸行は自分のようなクラシック初心者にも聴きやすい曲をあつめてくれる。
- アーティスト: 辻井伸行
- 出版社/メーカー: avex CLASSICS
- 発売日: 2007/10/24
- メディア: CD
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ちょっと脱線するとのだめカンタービレも大好き。マンガとアニメね。アニメ版は、マンガに加えて、実際に音が聞けるという利点をうまく活かしている。千秋がシュトレーゼマンの指揮でラフマニノフ弾く時はなかなかの鳥肌モノでした。
ちなみにTVドラマは一瞬で見るのやめた。原作と違いすぎて虫唾が走る。
- アーティスト: のだめカンタービレ,プラハ放送交響楽団,のだめオーケストラ,エレット(パヴェル),日本フィルハーモニー交響楽団,三輪郁,野原みどり,茂木大輔,若林顕,沼光絵理佳,上野真
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 2007/12/19
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以前、ヘビメタ大好きな上司にピアノやってると言ったら鼻で笑われたのだが、ムッとしたと同時に、なんという想像力の浅い男なんだろうと思った。彼がBEN FOLDS FIVEの曲を聞いたらどれほど衝撃をうけるのだろうか。あるいは理解できないかもしれない。
それほど取り憑かれたBEN FOLDS FIVEだったが、突然、あっさりと解散した。もうやり尽くしたとかなんとか言ってた気がする。それからというもの、「自分のお気に入りのバンド」を探す旅が続いた。
Piano兼VocalだったBEN FOLDSはソロになったんだけど、なんかポップな感じに落ち着いてきて、以前のように好きになれなかった。
BEN FOLDS FIVEの後継者とか言われるようなバンドも幾つか試した。
いろいろ聞いたが、思い出せるのは、
* ERK
* 風味堂
* アンジェラアキ
ちなみにソロになったBEN FOLDSとのコラボやってた。
* Gonzales
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これは結構すきだった。あまり覚えてないけど、ジャズっぽい感じだったきがする。続編は 全くだった。
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- 発売日: 2008/09/10
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→Pia-no-jaC←も結構わるくない路線だった。でもジャズ要素が強すぎて、しかもぐちゃぐちゃしすぎている印象。
* Just A Maestro
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ぐらいかしら。
どれもまあまあ良いのだが、自分にとってはBEN FOLDS FIVEを越えるほどのインパクトはなく、すぐに忘れた。
そんな時、とうとう出会ったのだ。
つづく。
今日の一言:すべての物語はその人の視点で語られていて、必ず偏っている。
広島、長崎に原爆を落とすことを決めたトルーマン大統領のお孫さんのインタビュー。
良い記事だし、お孫さんの活動も素晴らしいと思いました。その中で一番琴線に触れた行。
あらゆる物語について、真実は常に中間にある。すべての物語はその人の視点で語られていて、必ず偏っている。語る人の生い立ち、両親、育った場所、仕事の内容などすべてが視点に影響するし、人は自分なりの見方があるとそれに固執するものだ。
本来なら、この質問と回答部分をまるまる引用したいくらいに気に入った。
是非全文をお読みください。
エッセンシャル思考
非常にシンプルで大切な事を、シンプルで丁寧に教えてくれる本。
面白かった。
やることを明確にし、本質的なことだけに注力する。
覚書。
* あれもこれも試したい、いいことは全部自分の生活に取り入れたい。
だが、そんなやり方で人は進歩できない。
何事も中途半端に終わるのがオチだ。
* less, but better
* 自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。
* トレードオフ:何かを選ぶことは、何かを捨てること
* トレードオフから目をそむけても、トレードオフから逃れることはできない
身にしみますね、この文章。
* 普段から、しっかり休んだりルーティン化したりして、優先順位付けの能力をキープすることが大事
* 絶対にイエスと言い切れないなら、それはすなわちノーである
かっこ良すぎますね。この基準でやればクローゼットは綺麗になります。
* 人は自分が持っているものの価値を過大評価しがち。過去にこだわらない。
* 現状維持バイアス。ゼロベースで考える。
* ポジティブチケット
会社組織にも参考になるカナダのリッチモンド警察のポジティブ・チケット
* 習慣には「トリガー」「行動」「報酬」の3つから成り立っている。
習慣をかえるには、トリガーのところから変えるしかない。
* 今、何が重要か、を考える。
* エッセンシャル思考の敵は、マルチタスクでなくて、マルチフォーカス
今日の一言:A little better, never perfect
まさかの今日の一言ふたつめ。思いついたので。
世界一好きな靴メーカーのカッコ良い社訓(?)
ちょっと良い。完璧ではないけど。
くらいの訳が丁度良いでしょうか。この場合の「ちょっと」は少し強めで、「結構良い」に近いニュアンスだと思ってます。
スローライフ的なのか、あるいは常に上をめざす向上心を表しているのか、どちらにも思えます。
[追記] 2021/09/05: ひさしぶりに自分のブログ読み返してみると、後者な気がしました。
まだまだ完璧ではない、もっと良くしよう、少しだけでも
みたいな。
ちなみに靴はもっとかっこ良いです。
[カンペール] CAMPER スニーカー PEU RAMBLA 2189782 58 (ターコイズブルー/37)
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バルセロナに行った時のことを思い出します。