ピアノミュージックその1

 たまには音楽について。

 

自分のピアノ好きは、友人に借りたBEN FOLDS FIVEのアルバム「BEN FOLDS FIVE」から始まった。

 

ベン・フォールズ・ファイヴ

ベン・フォールズ・ファイヴ

 

 

はじめて聞いた時の衝撃は覚えている。なんだこれは、と。ジャズなの?ポップなの?しかしロックしている。ピアノでロック?そう、ピアノをぶっ叩く感じの、それまでの自分のピアノの既成概念をぶっ壊す、不思議な歌詞にのせたかっこ良い音楽だった。

BEN FOLDS FIVEは、ピアノ・ベース・ドラムの異色の3ピースバンドなのだ。

 

それ以降、まあどっぷりとハマった。とにかく聞きまくった。同じ曲を何百回もきいた。一番衝撃を受けたのは、"One Angry Dwarf and 200 solemn faces". 一番聞いたのは、"Philosophy"かな。

www.youtube.com

 

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CDはもちろん全部持っているし、ライブにも行った。(自分がファンになった後は一度しか来日しなかったが。)

あまりに影響を受けて、ピアノも始めた。というか再開した。子どもの時やってたので。出来もしないのにピアノ譜を買ってチャレンジもしてみた。難しすぎてまったく刃が立たなかったが。

 

その流れで、クラシック音楽にも手を出し、ラフマニノフショパン、リスト、ベートーベンなど、やはりピアノを中心とした音楽が好きになり、今だにクラシックは好きだ。辻井伸行とか。

 

辻井伸行は自分のようなクラシック初心者にも聴きやすい曲をあつめてくれる。

debut

debut

 

 

 

ちょっと脱線するとのだめカンタービレも大好き。マンガとアニメね。アニメ版は、マンガに加えて、実際に音が聞けるという利点をうまく活かしている。千秋がシュトレーゼマンの指揮でラフマニノフ弾く時はなかなかの鳥肌モノでした。

ちなみにTVドラマは一瞬で見るのやめた。原作と違いすぎて虫唾が走る

のだめカンタービレ スペシャルBEST!

のだめカンタービレ スペシャルBEST!

 

 

 

以前、ヘビメタ大好きな上司にピアノやってると言ったら鼻で笑われたのだが、ムッとしたと同時に、なんという想像力の浅い男なんだろうと思った。彼がBEN FOLDS FIVEの曲を聞いたらどれほど衝撃をうけるのだろうか。あるいは理解できないかもしれない。

 

それほど取り憑かれたBEN FOLDS FIVEだったが、突然、あっさりと解散した。もうやり尽くしたとかなんとか言ってた気がする。それからというもの、「自分のお気に入りのバンド」を探す旅が続いた。

 

Piano兼VocalだったBEN FOLDSはソロになったんだけど、なんかポップな感じに落ち着いてきて、以前のように好きになれなかった。

 

BEN FOLDS FIVEの後継者とか言われるようなバンドも幾つか試した。

いろいろ聞いたが、思い出せるのは、

* ERK 

FAR FROM THE WORLD

FAR FROM THE WORLD

 

 

* 風味堂


風味堂 - ナキムシのうた

 

* アンジェラアキ

ちなみにソロになったBEN FOLDSとのコラボやってた。

 

* Gonzales 

SOLO PIANO DELUXE EDITION [帯・解説付・CD+DVD / 国内盤仕様] (BRGT012)

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これは結構すきだった。あまり覚えてないけど、ジャズっぽい感じだったきがする。続編は 全くだった。

 

 * →Pia-no-jaC←

First Contact

First Contact

 

→Pia-no-jaC←も結構わるくない路線だった。でもジャズ要素が強すぎて、しかもぐちゃぐちゃしすぎている印象。

 

 * Just A Maestro

Just A Maestro

Just A Maestro

 

 

 

 

 ぐらいかしら。

どれもまあまあ良いのだが、自分にとってはBEN FOLDS FIVEを越えるほどのインパクトはなく、すぐに忘れた。

 

そんな時、とうとう出会ったのだ。

Les Freresに。

 

つづく。