「スクラム 仕事が4倍早くなる”世界標準”のチーム戦術」

スクラム

またscrumについての本。 流石に3冊め?になると殆どの部分について同じ内容を読みなおすことになり、飛ばし読みが多くなる。 この本は、他のスクラムの本と比べると、結構硬派で文字が多めと言えるかもしれない。スクラムのエッセンスに加え、世界各国で過去に起きた失敗例や導入例を含んでいるので、広く知識をトリビア的に得つつ、スクラムの本質を学ぶことができる。エッセンスだけを知りたい場合や復習したい場合は、各章のまとめだけを拾い読んでいけば良いかも

第1章まとめ

  • 計画は変わるものだ
  • 検査と適応 折に触れて立ち止まり、それまでの仕事を振り返って、やり残しや改善がないか
  • 早い段階で失敗し、早く修正する 最初から正しくフィードバックを得ないと、「早い段階での失敗」が見つからずにそのまま進んでしまうということがあるなと。

第2章まとめ

  • 現状を正しく把握し、選択肢を吟味し、決断し、行動する
  • 外に目を向け、答えを探す
  • 主体的に動く力をもち、枠を超えた大きな目標を掲げている
  • 推測ですませない。PDCAのサイクルを
  • 守破離:型を体得したら工夫を加え、最終的に型から離れて流れに身を委ねる

第3章まとめ

  • 個人ではなくチームのパフォーマンスを改善すること
  • 個人の協会や限界を超えた目的がある
  • 仕事をどう進めるかについて主体性を持つこと
  • 機能横断性
  • 小さなチームは動きやすい
  • 避難は無意味

第4章まとめ

  • スプリントで時間を管理
  • デモで実物を見せる
  • 全員が情報を共有する
  • デイリースクラムは"ハドル"である。
    • 報告の場でなく、効率化の場である

第5章まとめ

  • マルチタスキングが効率を落とすのは明白なので、実装の順番も、ある程度まとめて行うべきである。
  • 仕事のしすぎは悪循環を生む
    • 消耗→ミス→時間
  • 無理はしない。モチベーション低下につながる
  • 困りものは不要
    • 感情面でチームをかき回したり、不安や恐怖心を煽る行為はやめさせる。

第6章まとめ

  • 計画は必要な分だけ行う
  • 相対的な数値のほうが良い
  • ポーカーする
  • ストーリー形式で
  • ベロシティを把握
  • 到達地点は数スプリントやってみてから予想できる

第7章まとめ

  • 幸福度の計測 何を1つ変えれば、次のスプリントでもっと幸せだと感じられるか
  • 大切なのは旅そのもので、目的地ではない。だから幸福感がでる
  • 幸せに働くことができれば良い選択ができ、想像力を発揮でき、大きな成果に手が届く
  • 幸せを量的に把握する
  • 日々進化し、それを評価する
  • 仕事のすべてを見える化する
    • 誰でもみることができ、日々状況を更新できるように
  • 幸せとは、主体性、スキルアップ、役に立つこと
  • 幸せのバブルには注意。

第8章まとめ

  • バックログと優先順位
  • プロダクトオーナーの役割の定義
  • OODAループ: 観察・情勢判断・意思決定・行動
  • 変更・追加はいつでもできるが、他の機能を削る

第9章まとめ

  • スクラムはあらゆる問題に適用可能
  • 学校でも、貧困対策でも
  • 肩書にとらわれないこと