ミドリフグ飼ってみた - 1回めの挑戦
今を遡ること数ヶ月前、ミドリフグを飼い始めました。
飼育は比較的簡単とは聞いていましたが、うまく軌道に乗るまで少し時間がかかり、数匹を、いわゆる「☆」にしてしまったので、自分への戒めと今後飼われる方へのご参考にと思い、注意点をまとめようかと思います。飼育や器具の購入などに関して重要と思った物については赤文字にしています。
今回は1回めの挑戦。
まずは時系列にやったこと。
- 2018/7/19 水槽を立ち上げた。水をいれ、サンゴの砂を敷き詰める
- 2018/7/28 海水を投入
- 2018/7/31 水面に油膜を確認。2L交換
- 2018/8/6 エアレーションを投入
という感じだったのだが、ここにまずい点がいくつかある。水槽立ち上げの基本は、実際の飼育環境となるべく同じにした状態で1ヶ月ほど保つこと。なぜなら、それぞれの環境で育つバクテリアが違うから。上記のように、9日後に海水を投入したり、その後にエアレーションを投入したりすると、それまでいたバクテリアがリセットされ、またいちから、ということが起きてしまうらしい。あと、最初のバクテリアを発生させるために、刺し身などを小さく切って投入すると良いという書き込みもどこかで見た。
そんなことに気づかず、ミドリフグの受け入れを進めてしまう。。。
愛嬌のある元気な泳ぎを見せてくれた数日は幸せなときを過ごした。しかし、ここにも致命的な間違いがあった。
まず、0からの立ち上げでいきなり3匹を投入するのは良くなかった。パイロットフィッシュ的に1匹だけにしておけば、このあとに起こる悲劇を和らげることができたはず。3匹セットだと安くなるセール中だったのだが、そのたった数百円のために間違った選択をしてしまった。
そして、ここの間、アンモニアのチェックをまともにしなかったのが悔やまれる。しっかり立ち上げできていたと思い込んでいたという間違った思い込みや慢心があったからかも。
そして、、、
- 2018/8/16 亜硝酸塩の水質検査したが問題なし。元気な子と静かな子といるが、特に問題は見られない。(と記憶している)
- 2018/8/17 1匹背中の緑の部分がやや黒ずんで下の方に沈んでいる。水質検査したところアンモニア濃度が高い。1.5mg/L以上検出された。
もしやと思って測定してみるといきなり致死量・・・ 慌てて水を4.5L(全体の1/3程度)交換。アンモニアが出るということはバクテリアがほぼ育ってないということで、かなりまずい。
その後、毎日2Lくらい交換し続けたが・・・
- 2018/8/22 1匹目、昇天。水質検査しても問題を示す値でないが、背中の黒ずみがとれず、そのまま☆に、、、
バクテリアが育ってないということは餌の食べ残しやフンがすぐにアンモニア濃度に直結してしまうと考え、餌の量を減らしてみたが、日を追うごとに2匹めも黒ずんできて、
- 2018/8/25 2匹目、昇天。。。
水質検査しても問題を示す値でないが、背中の黒ずみがとれず、そのまま☆に、、、
- 2018/8/826 3匹目、昇天。
2匹めと同様に、何もできずそのまま☆に、、、状況を理解できず、なぜ??という思いと罪のないフグに申し訳なくて自責の念に、、、
お店に話を聞いてみたところ、もしかすると初回のアンモニア濃度がかなりダメージを与えていたのかも、とのことでした。
ということで、1回目の挑戦の一言でまとめると、水槽の立ち上げが正しくできてなかったということに尽きると思います。
その時揃えた器具一式とショートレビュー。
高さの低くて横に長い水槽がオサレと以前から思っていたので、ジェックスのグラステリアスリムを購入。(ただ、ミドリフグは結構水面にジャンプする習性があるらしいので、本来は深い水槽のほうが良いという記述をどこかでみたことはあります)見た目は思ってた通り良い感じだけど、付属の外掛けフィルターはモーターの低周波音がややがうるさい感じ。
→これの5kgを購入。45cmだと、5kgは多すぎ、2kgはちょっと少なめという感じ。品質は悪くなさそう。
→まずまず。
→こちらの商品は比重1.0.14からしか計測できず、汽水のミドリフグ(1.0.10以下)には向いてない商品でした。すぐに返品して以下に買い替え。
→こちらは1.000から計測できます。最高
→良い感じ。香ばしい匂い。思ってたより大きいです。
→すごく静か。最高
→楽で良い。ハサミで半分に切って50回使えます。