オーディブル使ってみた。
プライム会員なら三ヶ月無料なので、ちょっと試すのには丁度良い。
一言まとめ
オーディブルはアリだと思った。使い方次第ですごく時間を有効活用できる。移動時間とか、運動中とか。スマホと違って目を奪われないから危なさもない。
しかし、一方でコンテンツがまだまだ弱い。。。
料金について
本来は月1500円で、ちょっと高い気がするが、本を一冊買うと1500円くらいするので、まあそんなもんかなとも思う。結局コンテンツ次第なんだよねー。
使用する環境について
XPERIA EARを装着して、オーディブルを聞きながら移動したりするのはすごく快適で楽しかった。
1.75倍で聞きながらランニング、ウォーキングとか最高。
公園で子どもが遊ぶのを見ながら聞くのとか最高。
ソニー ボイスアシスタント機能搭載BluetoothモノラルヘッドセットSONY XPERIA Ear XEA10JP B
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: エレクトロニクス
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コンテンツについて
やはりどんなに集中しようとしても、耳から入ってくる情報よりも、目から入ってくる情報が強烈なので、例えば移動しながら聞く時に、集中が続かないのだ。本であればいくらでも読み返せるが、オーディブルは巻き戻したりしないといけない。お前が集中力がないだけだと言われればその通りなのだが。
コンテンツも向き不向きがあるように感じた。
※自分の趣味・嗜好や性格的なものが多分に反映されていると思います。
- 小説は、展開が早い短編集みたいなのが良い。
百田尚樹の幸福な生活みたいなのがまさにそう。
- 同じ理由で落語もすごく良い
圓楽師匠の落語がすごく好きになりました。
- 会話主体のものは向いている。対談とか。
こういうやつ。
- ただ、本人の声でないのが萎える
池上彰とか大前研一とか魅力的なコンテンツではあるのに、別の人がナレーターをしてて、萎えてしまった。
- 文学的なものや、描写が多いものは集中力が必要でちょっと厳しい
スクラップ・アンド・ビルドとかね。数分で諦めた。。。
- ノンフィクションは、集中力を継続させる必要はないが、頭に残らない。
極端な話、集中力を継続しなくても聞いていた部分だけ理解するものと割り切れば、ノンフィクションはまだ聞きやすい。ただ、残念なことに、記憶にあまり残らない。
改めて考えてみると、普通本をよむときは、内容をビジュアルからの情報とともに記憶しているのだなと思った。フォントの色、大きさ、ページの箇所、などどいうメタデータとともに記憶しているため、内容が頭に残りやすく、別の箇所に似た記述があったときに、その内容とリンクして更に記憶が強化される(気がする。推測)。しかし音声だけだと、頭に残ることが少なく、入ってきたものを理解してそのまま外に出ていく感じ。
- ポッドキャスト的な使い方はアリ
NewsPicksの対談モノとか、ホリエモンチャンネルみたいなやつは気軽に聞けて良い。もっと充実させてほしい。
- 以前読んだことある本などを再読するのに良い
三国志とかすごく良かった。ちょっとした暇つぶしに最高だったわ。張郃が3回死ぬ本。笑。
話はそれるが、この本のナレーターの後藤敦さんはすごい。何人分の声を出せるのだろうと、聞きながら何度も感心してしまった。出て来る武将は何百人?いたが、全員違う声に聞こえた。関羽の声とか本当に関羽っぽかったし。
反応しない練習も、何度も何度も聞きながら復習するような本で、とても向いている。
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
- 作者: 草薙龍瞬
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: 単行本
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ノウハウ系とか、どこから読んでも成立するような本は向いている。
これとか読書の仕方を軽く反省するのにすごく良かった。
あまり深く考えるようなものは、集中力が続かなかった。
Andoridアプリ
- 検索が非常に弱い。めんどくさい。
- 再生スピードも細かく設定できるのはすごく良い。小説などは1.75倍、落語は1.00倍で聞いていました。
- 何秒間先送り、巻き戻し(指定秒数ジャンプ)も細かく設定できてすごく良いと思った。
ということで、全体的に満足だったのだけど、聞きたいのは大方聞いてしまったし、無料期間3ヶ月たったので解約します。
もう一段階、革新的な進化があると、喜んで再契約するんだけどな。
なんといってもコンテンツはもっと欲しい。
松本人志プレゼンツみたいな、お笑い系とか??あと、もう一つのヒントは、要約版かもしれない。「反応しない練習」みたいに何度も聞きなおしたいものは10分の要約版とフル版と両方配信して欲しい。