JRの電車内に忘れ物をしたら

 

一言まとめ:

JRの忘れ物係はかなり人に依存したシステムになっているので、伝える特徴や詳細情報を変えながら何度も電話をしたほうが良い。

 

 

情けないことだが、JRの車内に忘れ物をした。

旅行帰りで疲れてたのと、子どもが騒ぎ出した上に急に乗り換えようということになって、網棚の上にボストンバッグを置きっぱなしにしてしまった。

 

早速JRの然るべき場所に電話した。

 

電話1回目:当日19時頃

俺「18時10分のX線Y駅で、白いボストンバッグを忘れた。中は主に衣料」

職員「少々お待ち下さい」

職員「そういう報告はありません。あとで見つかるかもしれないのでまた電話してください」

 

電話2回目:当日20時ごろ

俺「18時10分のX線Y駅で、白っぽいボストンバッグを忘れた。中は主に衣料」

職員「少々お待ち下さい」

職員「そういう報告はありません。あとで見つかるかもしれないのでまた電話してください」

 

電話3回目:翌日10時ごろ

俺「18時10分のX線Y駅で、白というか茶色っぽくて柄が入ったボストンバッグを忘れた。中は主に衣料」

職員「ブランドは?」

俺「レスポートサックです」

職員「少々お待ち下さい」

職員「そういう報告はありません。あとで見つかるかもしれないのでまた電話してください」

 

電話4回目:翌日14時ごろ

俺「18時10分のX線Y駅で、白というか茶色というかベージュっぽいボストンバッグを忘れた。中は主に衣料だが、子どもの服とかお菓子も入っている」

職員「少々お待ち下さい」

職員「見つかってません。あとで見つかるかもしれないのでまた電話してください」

 

電話5回目:翌々日14時ごろ

「18時10分のX線Y駅で、白というか茶色というかベージュっぽいボストンバッグを忘れた。」

職員「うーん、検索しても見つからないなー。」

俺「(ほう、パソコンで検索しているのか、、)」

職員「ショルダーバッグにもなりますか?」

「(ん、なんか手応え?)はい、まあ、頑張れば」

職員「中身は衣料だけ?」

俺「(なぜ衣料と知っている??)中は主に衣料だが、子どもの服とかお菓子も入っている」

職員「子どものスポーツ用品とかはいってますか」

「(あ、来たなコレ)はい、子どものスキーウェアが入ってます」

職員「んんー?スキーウェア??」

職員「ブランドは?」

レスポートサックです」

職員「ん?エル、イー、、、あってるかな」

職員「クレヨンは?」

「はい、クーピーです。」

職員「ああ、これかもしれないなー」

 

なんと、忘れ物データベースに、ボストンバッグショルダーバッグに変え、スキーウェアスポーツ用品に変え、クーピークレヨンとして登録していたのだ。しかも、ブランドを聞いておいて認識できないのだ。

そんなんで見つかるかと。恐るべしシステム。

 

 

 取りに行くときに聞いたら、当日の19時30分頃には届けられていたらしい。

2回めの電話の前ですよ。。。見つかるまで無駄にやきもきしました。

 

一連のやりとりからの推測をもとに、JRの忘れ物検索システムをまとめると、

  • 忘れ物データベースへ登録される言葉が主観的で正確ではない
  • 電話口で対応する人が何人もいて、みんな違う質問をしてくる
  • 検索がうまくない人もいる。(色とか、◯◯バッグとか、そもそも曖昧なもので検索してもだめだと思うの。)
  • 逆に言えば、誰であっても完全に一意に識別できる何かを入れておくべき。名前がわかるものなど。
  • False negativeよりもFalse positiveを優先(=間違って悪意のある人に渡すよりも、正しい持ち主に渡らないほうがまだマシという考え)、と感じた

 

ということで、これらを踏まえて、再度まとめます。

 

JRに忘れ物の問い合わせをするときは、言葉を変え、内容を変え、何度も電話すべし。

 

あと、最も重要な事は、忘れ物しないことね!!